2017年12月14日木曜日

Twitterは新CMで使いにくさを認めてしまっている


「どうしたらいいのかわからない、こんなの理解できない」


The Verge
Dani Deahl
Dec 13, 2017

今日公開されたTwitterの新CMはこのサービスが抱える問題の本質の1つを突いている。いや、ナチスのことではなく、新規ユーザーがどう使ったら良いのかを理解するのに苦労すること。

この2つのコマーシャルは、新規ユーザーが、アカウントの作成方法を理解できず、ディスカバーが何であるかがわからず、誰をフォローすべきか決めることができない、それで酷く混乱しているところにTwitterを体現するコメディアンのロメシュ・ランガナタンが割り込んできて助けてくれるというもの。

1つ目のコマーシャルでは、男性が電話を手に呟きながら芝居っぽく前後に歩き回っている。不気味な人形の山に囲まれて「どうしたらいいのかわからない、こんなの理解できない」と喋っていて、どうやら彼の問題はTwitterを理解できないことであると示唆される。家の周りには警察と見物人が集まっていて、そこにTwitterであるロメシュが現れてこの男性を落ち着かせてアカウント名を選んで興味を選択させる。





2つ目のコマーシャルは、砂漠の高速道路を走っている男性が、明らかにTwitterが複雑過ぎるという事実によりもたらされたそこにある危機から逃れようとしている。そこに再びロメシュが現れて解決してくれる。「心配するなよ、君、ただのTwitterなんだ」ホバーボードで走りながら彼は気楽に話す。





この2つのコマーシャルはちょっと笑ってしまうものだが、自虐的なユーモアが新規ユーザーを獲得するのに一番良い方法だろうか?「そうです、私たちは使い方が混乱しやすくて理解し難いものだとよく知っています」というのは資金を注ぎ込むのものとしては珍しい戦術のように思える。特に今Twitterは白人至上主義者に青バッジを与えるずさんな認証システムで批判を受けているところで、ユーザー数の増加速度は鈍っているし、猛威を奮う嫌がらせの応酬の対処に失敗している。

上記のような問題を解決することは、サインアップすら難しいことを全力で認めるようなキャンペーンにお金をつぎ込むことくらい大事なことのはずだ。それともTwitterは次の4半期にはロメシュを雇って彼のメガフォンでTwitterナチス共の代わりに叫ばせるというか?ちょっと考えてみただけです。どうぞこのコマーシャルを見てちょっと笑って/泣いて下さい。そしてこのコマーシャルのように困っている誰かを知っているなら、TwitterのAboutページが更新されてわかりやすくなっています。

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