2017年12月29日金曜日

イタリアの会社「スティーブ・ジョブズ」に対してAppleができることは何もない


スティーブ・ジョブズのジーンズはいかが?


The Verge
Chaim Gartenberg
Dec 28, 2017

イタリアのリパブリカ・ナポリ紙によれば、ヴィンチェンツォとジャコモのバルバト兄弟は数年間のAppleとの法廷闘争に勝利することに成功し、彼らの会社を「スティーブ・ジョブズ」と名乗る権利を勝ち得た。

この法廷闘争は2012年、兄弟がAppleはジョブズの名前を商標登録していないことに気づいた時に始まった。2人は数年間メーカーで働いた後、当時既に自分たちの服飾とアクセサリーの会社を立ち上げようとしている最中で、「スティーブ・ジョブズ」が彼らのブランド名として完璧であると決断したのだった。

Appleは当然のごとく商標についてこの兄弟を訴えた。リパブリカ・ナポリ紙によれば、Appleは特に「J」の文字を、両側からかじり取られたようにして上部にはApple風の葉っぱがデザインされているスティーブ・ジョブズのロゴについて兄弟たちを攻撃して法廷闘争に入った。しかしながら裁判所は「J」の文字は食べ物ではないのでそれをかじることがApoleの象徴的なロゴを盗作していることにはならないと判断をし、兄弟の商標登録を支持した。

兄弟はスティーブ・ジョブズ・ブランドの下でバッグ、Tシャツ、ジーンズの他ファッションアクセサリーなどの製品を作り続けることになった。ビジネス・インサイダー・イタリアのインタビューではこの兄弟は、特に具体的な計画はまだ明らかにしていないが、スティーブ・ジョブズ・ブランドで最終的には電化製品を発売することが目標だと言及している。つまり「スティーブ・ジョブズ・フォン」がジョブズの作ったiPhoneの隣に陳列される日が来るかもしれない。


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