2017年11月3日金曜日

ティム・クックのソーシャルメディア企業についての見解



Apple CEO ティム・クック曰くソーシャルメディアは我々を操り分断させるために使われている


AppleのCEOティム・クック氏はソーシャルメディアと広告のプラットフォームを所持して運営する企業を高く評価してはいない、このような会社の多くは2016年の大統領選挙でロシアの干渉についての議論で目下混乱しているところである。

「私は外国の政府の広告そのものが大きな問題だとは考えていません。おそらくそれは問題の1%の部分に過ぎないでしょう」とクック氏は語る。「より大事なことはソーシャルメディアが非常に多くの人々を分断し、扇動し、フェイクニュースを見せ、思考に影響を与えているということす。私にとってはこれが10ある問題のうちの最初の1つだと思います。」

Google、Facebook、Twitter、各社の代表者による連邦議事堂での二日目の証言の後、シリコンバレーの広告売買の乱用を管理する能力、また悪意のある人や外国の政府の行動を自由にしておくことについて、議会は攻撃的かつ敵対的な姿勢を強めている。ロシアに関連した広告が Google検索と YouTube 、Facebook と Twitter でも流布されていたことがこの二ヶ月の間に明らかにされている。そしてこの数週間にこのテクノロジー企業三社の報告書が公開されたことに伴い、以前考えられていたよりもより多くの人々にこれらの広告が伝わったことがわかってきている、当初の報告の10倍の効果があった場合も考えられるという。

クック氏は議会の公聴会について、ソーシャルメディア企業は「多くのことを今回のことから学んだ」と述べ、そして「私たちはおそらく詳細についてもっと多くのことを彼らの証言から学ぶことになるでしょう」。彼は続けて、ニューヨークにある企業がすべて同じではないように、すべてのメディア企業も同じではない、そしてテクノロジー企業もそれぞれ同じものではない、と言う。「各企業は異なる価値観、異なる主義、異なるビジネスモデルを持っているのです。」

これらのビジネスモデルには膨大なユーザーのデータをを収集することが含まれる、クック氏が強調したこのビジネスモデルは Apple が興味を持っているものではない。「我々はプライバシーについて保守的な見解を持っています」とクック氏は言う「Apple は顧客のやりとりするメッセージの内容を知ることはありません。我々は FaceTime を端末と端末の間で暗号化しています、利用者が何を喋っているのか知ることはありません」。(インタビュワーであるNBCの)レスター・ホルト氏が Apple が発売する IPhone X の FaceID システムでプライバシーについて懸念が高まっていることを指摘すると、クック氏はそれについて、顔認識のデータは電話そのものに保管され暗号化されていると説明した。「 Apple ではなく、あなたのデバイスに保管されています」。

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