2017年11月23日木曜日

研究:摂取するアルコールの種類によって陽気になるか感傷的になるか決まる


経験上知っていることのような気もします。




研究:摂取するアルコールの種類によって陽気になるか感傷的になるか決まる

蒸留酒は自信を与え、赤ワインはリラクゼーション効果を伴う – 


the guardian
Nicola Davis
Wednesday 22 November 2017

酒を嗜むことは明るく陽気になれるものだが、一部の人にとってはグラスの底へ向かう涙ながらの旅路になってしまうことがある。

蒸留酒はしばしばエネルギー、自信、性的高揚感と関係があるとされるが、反対に怒りと涙にも関係がある、また、赤ワインはもっとも普通にリラクゼーション効果と結び付けられてきたが、同様に疲労にも関係がある、ということがこの国際的な研究で明らかになった。

研究者によればこれらの関係性の理由は複雑なようだが、この研究が各個人がアルコールを消費することについて注意深く考えるきっかけになって欲しいと言う。

「飲酒については公衆衛生の視点から、ガン、心臓疾患、肝臓疾患に関することに何度も焦点を当てて来ましたが、今回の重要な点はアルコールを摂取した時に表れる感情のバランスです」と、この研究の共同執筆者の1人であるウェールズ公衆衛生庁のマーク・ベリスは語る。

BMJ Open紙に掲載されたこの研究はオンライン上の18歳から34歳で前の年にアルコールを摂取している人から収集した匿名のアンケートに基づいている。アルコールとドラッグ使用の国際的な調査の一部として、11の異なる言語で世界21カ国が参加して実施されたアンケートを元に、摂取したアルコールの種類と感情との関係を調査した。

前年に赤ワイン、白ワイン、ビール、蒸留酒を飲んだ参加者約30000人からの回答に基づいたこの研究結果で、それぞれのアルコールの種類は特定の感情と関係していることが明らされた。

参加者の約53%が赤ワインを飲むとリラックスすると言う、これはビールで50%、白ワインで33%であった。対照的に蒸留酒は自分に自信を感じさせることに関係があるとした人は参加者の59%に登り、エネルギーを感じるとした人は58%を超え、性的高揚感を感じるとした人は42%を超えた。

しかしながら、蒸留酒は涙を誘うようなネガティブな感情とも関係があるようだ、参加者の約48%が蒸留酒を口にすることと気分の悪さを関係づけていて、30%が攻撃性と関係があるとしている。一方で、60%以上の参加者が赤ワインを疲労と関連付けている。白ワインは涙を誘うようなことに結びつけられることは少なく、わずか10%が涙もろくなると答えた程度だった。

「赤ワインがリラクゼーションと疲労に関連付けられていることの他に、概して蒸留酒はすべての結果に強い関係性を持っています。」とベリスは言う。

年齢やその他の要素を考慮にいれた更なる分析では一般的に女性はアルコールを摂取することで多様な感情を呼び起こされ、男性はより攻撃性を呼び起こされるようだと報告されている。

参加者から伝えられる様々な感情は、ポジティブなものでもネガティブなものでも、大体においてたくさん飲むことによって増幅されるものであった。

飲酒をすることはどうやら自宅で飲む時にはリラクゼーションと疲労を感じることに関係しているようで、自信、性的高揚感、エネルギー、そして気分の悪さ、攻撃性、これらは外で飲む時に関係しているようである。

しかしながら、この研究には限界がある。とりわけ参加者は自己選定で選ばれたもので、特にドラッグの使用や飲酒をする可能性の高い人が集まりやすかったはずである。また、参加者がそれぞれの機会にどのくらい飲んだのか、あるいは、お酒を混ぜたかどうかは考慮されておらず、参加者がその時にどう感じたかを思い出してもらうことに依存している。

更に、アルコールそれ自体が様々な感情を呼び起こすきっかけになったのかどうか、その場の社会的な状況も作用したのかどうかはっきりしない。アルコールの濃度、他の食材の存在、飲み物の好みも需要な要素になり得るはずである。

この研究に参加していないリバプール大学の心理学教授マット・フィールドは、この研究は価値があるし、飲み物の違いに注目して人々がそれらに関係づけている感情に影響を与える可能性があるかどうか探ることは興味深い、という点で今回の研究者達に賛同している。

しかし彼は蒸留酒が他のアルコール飲料よりも飲んだ人々を攻撃的にする、ということがこの研究で明確になったとは程遠いと言う。

「これはいわば概略の断面でしかなくて、そのことを説明するための多くの要素が存在します」と彼は言う「アルコールを摂取すると攻撃的になりがちな人はなんらかの理由で蒸留酒を好む、というだけの話かもしれません」

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