2017年11月18日土曜日

巨大バズーカ砲でマリファナを国境越え


メキシコ当局がワゴン車の中から簡易大砲を1800ポンドのマリファナと2000回分の弾薬と共に発見



VICE
River Donaghey

アメリカに麻薬を密輸するのはそう簡単なことではない。体に結びつけるのはどうやらうまくいかなそうだし、水底トンネル法は危険が大きい、農産物に偽装してくれる税関職員は捕まってしまったようだ。そういうわけで最近の麻薬密売人達は製品を空に飛ばして国境を超えさせているようだ。

ある麻薬密輸業者(この人は明らかに中世の武器愛好家である)は麻袋に詰めた大量のマリファナを飛ばして国境を超えさせるために巨大なカタパルト(投石機)を組み立てていた、また、警察は数年前に麻薬を飛ばすためにジャガイモバズーカを使っていたグループを摘発したこともある。そして今回、おそらくそのジャガイモバズーカについて聞いた人が次のレベルに進む決断をしたようである。

先週、メキシコ当局はマリファナが詰まった巨大なバズーカ砲をアリゾナ州の国境付近で押収したとアリゾナデイリースター紙が伝えている。

メキシコ警察によるとそのバズーカ砲はワゴン車の中に1800ポンドのマリファナと2000回分の弾薬と共にしまわれていた。当局によればこのバズーカ砲はワゴン車のサンルーフから発射し、国境を超えて荷物をアリゾナ州ダグラスに撃ち込んでいたと考えられるという。

メキシコで警察に発見された麻薬バズーカ砲は今回で2門目である。当局は似たようなマリファナキャノン砲(同様にワゴン車の中に組まれていた)をアクア・プリエタの同じ街で2016年に発見している。ABCニュースは今回のバズーカ砲と改造されたワゴン車の映像を放送したが、運転席を残して他の座席はすべて取り払われており、まるでビデオゲームのツイストメタルから飛び出してきたもののようだ。

この2つの自家製バズーカ砲が同じ人物によって作られたものなの、あるいは今日では麻薬キャノン砲ゲームに誰もが興じているのか、いずれかは明らかになっていない。今回の件がどうであるにせよ麻薬密輸業者はいずれドローンに装着する方法を採用するだろう、それの方がシートを取り去った車の中にキャノン砲を組み立てるよりはずっと楽なはずなので。

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