People who smoke marijuana are more creative than those who don't https://t.co/F51yFBM5sR pic.twitter.com/FJpTgFen0b— The Independent (@Independent) November 16, 2017
マリファナを吸えばあなたも創造的になれるという話ではありません
新しい研究によれば、マリファナを吸う人はより創造的な個性を持っているようだという。
しかしより創造的になるためにはマリファナが必要だという話ではない。
ワシントン州立大学で412人のカンナビス(マリファナの原料の植物名)使用者と309人のそうでない人を対象に調査研究が行われた。
カンナビス使用者は酷くハイになった人ではなく控えめな人のみ対象にされ、すべての被験者には心理テストの一環が進められていると告げられていた。
カンナビス使用者は人はそうでない人よりもより高いレベルの芸術的創造性を有している自覚があるが、より創造的な作品や業績を生み出せるということは明らかにはならなかった。
この研究ではカンナビス使用者はより社交的で、新しい経験をすることを受け入れやすいということも明らかになった。
そしてカンナビス使用者は収束的思考テストで良い結果を出した、このことは彼らが問題を解決するために多様な考えを紡ぎ合わせてより良い1つの解決策を見つけ出すことに高い能力を持っていることを意味する。
「私のお気に入りのミュージシャンやアーティストにはカンナビスを使うことがよく知られている人がたくさんいたことがわかりました。そしてカンナビスの使用は一般的に創造的なアーティストの成功の一因だと考えられていることに興味を持ちました」と論文の著者であるエミリー・ラフランス氏は説明した、彼女はワシントン州立大学の大学院生である。
「私はその一般的な考え、つまり、カンナビス使用者が本当に使わない人より創造的であるのか?ということに疑問を持ち始めました。本当にカンナビスの使用によって人が創造的になったのか、それとも何か違う原因がカンナビス使用者とそうでない人の間の創造性の違いになったのでしょうか?」
ラフランス氏と彼女の研究チームは創造性とカンナビス使用の間の相関関係は経験への開放性(好奇心)の効果を考慮に入れると統計的に消滅することを発見した。
本質的には、カンナビス使用者の経験に対して開放的であるところ(好奇心の強さ)がより高いレベルの創造性に寄与しているようである。
「カンナビス使用者は使用しない人よりもおそらく創造的ではあるが、それはカンナビスを使用することが創造性を増幅させているわけではない、というこの研究結果を平均的な人々は理解するべきでしょう」とラフランス氏は PsyPost に話している。
「カンナビス使用者は使用しない人とは異なった個性(より好奇心が旺盛であること)を持っている傾向にある、ということを言い換えれば、経験に対して開放的である人は、カンナビスを使用して、かつ、高い創造性を有している、ということになります。」
「なので、カンナビスを使うことが創造性を増幅させているわけではなく、相当の個性を持った人がカンナビスを使いそうな人で、同時により創造的であるということです」
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