2018年3月15日木曜日

YouTube用のスタントで誤ってボーイフレンドを撃ち殺した女性に判決


ミネソタ州のモナリザ・ペレスさんは防御のために本を持ったボーイフレンド、ペドロ・ルイスさんに銃を発射した。


The Guardian
Sarah Marsh
15 Mar 2018

ミネソタ州の女性がYouTube用のスタントのために誤ってボーイフレンドを撃ち殺し、懲役6ヶ月の判決を受けた。現在20歳のモナリザ・ペレスさんは5年間付き合ってきた22歳のボーイフレンド、ペドロ・ルイスさんの死について第二級の故殺で有罪になった。

今週水曜日にミネソタ州のジェフリー・レミック判事は司法取引の合意に基いて判決を言い渡した。彼はペレスさんに対し180日の懲役刑を定め、最初の6ヶ月間に10日間監獄に入り、10日間は外に出ることを繰り返し、合計90日間の収監を言い渡した。判事は残りの90日については自宅禁錮で替えることができるとした。

昨年の6月、ペレスさんは22歳のルイスさんに、彼は銃弾から身を守るためにハードカバーの百科辞典を持っているので、30cm離れた場所から銃を撃つように頼まれた。ペレスさんは以前に実験を行っていて、分厚い本は彼を守ることができると考えていた。この様子は2台のカメラによって収録されていて、3歳になる2人の娘もこの銃撃の様子を目撃していた。

2人は一緒にいくつものYouTubeビデオを制作している、それらもスタントやチャレンジを競い合うものだった。銃撃の前にペレスさんは「私とペドロはおそらく最も危険なビデオを撮影しようとしています。私ではなく彼の考えです」とツイートしている。

銃弾は1.5インチ(約3.81cm)の厚さしかなかった本を貫通しルイスさんは死亡した。ペレスさんはこの時二人目の子供を妊娠していた。

死亡したルイスさんの叔母クローディア・ルイスさんはWDAY-TVに対し「2人がこんなことをやらなければよかったのにと思います。彼はただ悪ふざけをしたかっただけなのだと思います」

彼女は加えて「2人は愛し合っていました。これはたんなる悪ふざけで間違いが起きたのです。こんなことは起きるべきではありませんでした、起きてはならなかったのです」

判決は州のガイドラインよりも軽いものだが、ノーマン郡のジェイムズ・ブリュー弁護士は、これはルイスさんによって考え出され、計画され、実行された「バカげたスタント」であり、ペレスさんは「このスタントは安全であるという彼の保証に誤った上に痛ましくも依存していた」のだと話している。

ペレスさんは武器の所有を生涯禁止され、このケースから金銭的な利益を受けてはならないことが命じられた。

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