2018年3月27日火曜日

フォックスコンがLinksysを所有するベルキンを買収してスマートホーム市場に参入


ベルキンは他に WeMo と Phyn も所有している


Engadget
Richard Lawler
3/26/2018

Google、Apple、Amazonといった超大手テクノロジー企業が「スマートホーム」市場を支配しようとしている動きはよく話題にしているが、製造の巨人フォックスコン(鴻海科技集団)が「世界の家電製品のリーダー」になるべくベルキン・インターナショナルを買収してこの市場に参入する構えだ。ベルキンはよく知られているアクセサリー製品の他に、家庭用機器の WeMo、水道監視システムの Phyn を所有しており、さらに特筆すべきは2013年にシスコからルーターブランド Linksys を買収している。

すべてのインターネットに接続されるデバイスがルーターに接続する必要があることを考えれば、何故フォックスコンがそこから始めようと考えたのかは想像に難くない。しかし、この8億6600万ドルの買収にはアメリカの海外投資委員会の承認が必要になる。ブロードコムがクアルコムの買収を断念せざるを得なくなったケースもあり、この取引が成立するかどうか確実視はできない。

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