2018年3月9日金曜日

裁判所はトランプ大統領にブロックの代わりにミュートを推奨


トランプのブロックは違憲であるとする訴訟で議論を聞いた裁判官のご意見


Mallory Locklear
8/3/2018

昨年、コロンビア大学のナイト憲法修正第一条研究所がドナルド・トランプ大統領とホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官、ホワイトハウスのソーシャルメディア担当ディレクターであるダニエル・スカヴィーノを訴えた。同研究所は、大統領がTwitterで個人をブロックすることは憲法修正第一条の定める権利に違反していると主張する。トランプのアカウントは公の場を構成しているのであるから、アメリカの市民のアクセスをブロックすることは違憲であるというのだ。

「トランプ大統領の @realDonaldTrump の使い方を考えると、このアカウントは大統領府とアメリカ政府の重要なニュースチャンネルになっています」と、この申し立てで述べられている。「このアカウントからブロックされている人は、このアカウントからのみ得られる情報を取得する可能性を妨げられています」。本日、裁判所は両当事者に対し和解を提案し、両陣営が納得する方法としてミュートを提示した。

AP通信が報じるところによると、アメリカ連邦地方裁判所のナオミ・レイス・バックワォルド判事は今日の聴聞会で「個人攻撃してくる人を彼がただミュートするだけでは解決にはならないのですか?それで相手のツイートを見ることを避けられるはずです」と述べた。両陣営の弁護士はこのアイディアを持ち帰ってクライアントと検討してみる必要があるとしたが、ナイト研究所のキャサリン・ファロウ弁護士は「完璧な解決策ではありませんが、かなり良さそうなのは確かです」と話した。

加えて、バックウォルド判事は仮に両陣営が和解できないということになれば、彼女の決定に従うことになり、一方又は双方が気に入らない結果になるかもしれないことを警告した。「どんな裁判にも敗訴のリスクが常にあるものです」と彼女は述べた。「もし双方に利益がある和解案が存在するのであれば、殆どの場合それが最も賢明な解決策になります。」

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