2018年3月24日土曜日

新たに5人のカタルーニャの指導者が収監される


次期首相候補ジョルディ・トゥルーイ、前カタルーニャ州議会議長カルメ・フォルカデイの他3人の罷免された元閣僚たちが最長40年の刑期の罪に問われ公判前に事前勾留された。


23 March 2018

今日(2018年3月23日)、新たに5人のカタルーニャ独立派の政治家たちが監獄に送られた。これで収監されているカタルーニャの指導者は9人になった。前日の議会で次期政府を率いる候補者として擁立されたばかりだった次期首相候補のジョルディ・トゥルーイ、前カタルーニャ州議会議長のカルメ・フォルカデイ、そしてカタルーニャ政府の元閣僚ラウール・ロメヴァ、ジョゼップ・ルイ、ドロルス・バッサの3人が今回新たに公判前勾留された。彼らは昨年10月1日の住民投票を組織し、独立宣言を推進したという反乱罪の罪に問われ、最大40年の刑期に直面することになる。

スペイン政府によって罷免された副首相オリオル・ジュンケラス、内務大臣ジョアキム・フォルンの両者は昨年の11月2日から収監されており、市民社会運動家で独立運動を組織していたジョルデ・クイチャルトとジョルディ・サンチェスは昨年10月16日から収監されている。

カタルーニャの指導者5人を刑務所送りにするというスペイン最高裁によるこの決定は、バッサとフォルカデイの2人が議員職を辞してからわずか数時間後に下された。彼らの政党(カタルーニャ共和主義左翼)の事務局長であるマルタ・ロヴィラも同様に議員職を離れているが、彼女は法廷で判事の前に姿を表わすことはなく、彼女の「政治的な発言権」を「取り戻す」ために国を後にした。彼女の決断で現在7人のカタルーニャの政治家が国外に退去していることになった。その中には首相のカルレス・プチデモンも含まれる。

スペイン政府の報道官イニゴ・メンデス・デ・ヴィーゴは彼女の決断は彼女の仲間たちにとって「良いものにはならない」と述べた。検察は彼らが逃亡の可能性があること、再犯の危険性があることを理由に勾留を求めていた。

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