2018年1月23日火曜日

ラブロフは「前例のないロシア嫌悪」の中での軍拡競争を懸念


The Moscow Times
Jan 22, 2018

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は西側に於ける「前例のない」反ロシア感情の中での世界的な軍拡競争を警告している。

ロシアとアメリカは双方とも締結から30年になる中距離巡航ミサイルの禁止を定めた条約に違反していると非難している。アメリカは来月発表されるNPR(核態勢見直し)の下2つの新型ミサイルの開発を計画していることが先月の報道で明らかになっている。

「ロシア嫌悪の度合いが本当に前代未聞だ」とラブロフは日曜日人発売されたコメルサント;・ビジネスのインタビューに答えている。「冷戦下でもそれなりのルールと双方の礼儀があり、こんなケースは無かった。今は全ての礼儀が脇にどけられてしまっている」。

外相はかつてのアメリカとロシアの敵対関係は「社会主義者と帝国主義者という2種類の強固な連合と2種類の統治システムによる悪性の安定性」の上に成り立っていたと述べている。

現在ではイデオロギー的な対立はなくなったにも関わらず、「軍拡競争が始まろうとしている」とラブロフは警告している。

このラブロフのコメントはアメリカの新しい国防戦略が競争相手としてロシアと中国を選別して「対立的」にしていると批判してから一週間以内のものだ。

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