2018年1月22日月曜日

「マケドニア」の名前に反発するギリシャ


ギリシャの都市テッサロニキで多くのギリシャ市民が「マケドニア」の名称を隣国の旧ユーゴスラビアのマケドニア共和国が使っていることについて怒りの声を上げた。両国の政府は長期に渡るこの問題の解決策を模索している。


Euronews
21/01/2018

多くのギリシャ市民がテッサロニキに集結した。 彼らはマケドニア共和国に対し長い間 「マケドニア」という名前の使用に抗議することで団結している。ギリシャ側の主張としては「マケドニア」という名称はギリシャ国内北部の同名の地名であるという。

「私たちはみんなここでマケドニアは1つであり、それはギリシャにあるのだと大きな声で叫ばなければなりません。マケドニアはギリシャ国内にあるのです。私たちは隣国に対して抗議の意志を示しています。私たちの国と私たちのマケドニアに対して無責任です」とあるデモ参加者の1人は話してくれた。

ナウサ・カルチュアル・クラブのパンテリス・パスチャリディス氏は「私たちが何かを証明するような議論をする理由は全くありません。スラブ人はアレクサンダー大王のずっと後になってやってきたのです。彼らはギリシャの文化とは何の関係もありません」と語る。

今月、両国の政府は25年の間、旧ユーゴスラビアのマケドニア共和国がNATOとEUに加盟することを阻んできたこの問題を解決するための努力を続けることについての合意を更新した。

集会の主催者は参加者の数が全ての予想を上回ったことで、マケドニア共和国政府と交渉が行われている中で、ギリシャ政府に対して強力なメッセージを送ることになると話した。

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