2018年11月20日火曜日

新iPad Proのコマーシャル


Appleは本気でiPad Proを「コンピューター」だと考えて貰いたがっている


The Verge
Shannon Liao
Nov 19, 2018

AppleはiPad Proはコンピューターなのだと強調している、ただのタブレットではないのだと。iPad Proの新しいコマーシャルで、Appleはこのデバイスは「あなたの次のコンピューターになり得る」、「殆どのコンピューターよりもパワフル」、間違いなく「コンピューター」だとしている。熱心な人たちはiPadをコンピューターとして受け入れる準備があるようだが、基本的にはまだ完全に独り立ちしたものではなく、普通の「コンピューター」にはない制限がある。

iPad Proが現状のコンピューターに置き換え得るものかどうかという疑問はレビューした人たちは何度も話題にしているが、Apple自身がマーケティングの中でこうした視点から見るのは新しいことだ。iPadの以前のコマーシャルは不評だった「What's a computer?」も含めて、タブレットは如何にコンピューターとは違うのかを強調し、iPadは未来のデバイスであるとするものだった(この不評だったコマーシャルはYouTubeからも消されてしまった)。現在のAppleはタブレットが全く別のデバイスであるということを我々に認めさせるのを諦めたようだ。



新しいコマーシャルは異なる方針になり、iPad Pro はコンピューターであり、鮮明な動画をストリーミングしたり、作曲したり、Photoshopを使ったりできるのだと宣言している。これは真実で、最新のiPad ProはUSB-Cポートが搭載され、超高速のA12Xプロセッサによって大幅に進歩している。

だが、Appleがいくら我々にこれを信じて好きになって買って欲しいと思っていたとしても、iPad Proはラップトップコンピューターと比較するにはまだ足りないことが多い。とりあえず例を2つ挙げるなら、USB-Cを介しても外部記憶装置が使えない、ブラウザの複数のウインドウを同時に表示することができない。こうした制限がなくなるまで、我々はこの議論を続けることになるのだろう。




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