2018年11月9日金曜日

ハーレー・ダビッドソンの電動バイクが2019年に登場


スペックはまだ未発表ですが


The Verge
Sean O'Kane
Nov 8, 2018

漠然とした構想から4年の時間が経ち、ハーレー・ダビッドソンは今週ミラノ・モーターサイクル・ショー(EICMA)で初の電動バイクを発表した。この電動バイクは2019年に発売されることになっているが、同社はまだ今の所、速度、航続距離、充電等重要なスペックについての情報を明らかにしていない。



このバイクはプロトタイプとして使われてきた「LiveWire」という名前をそのまま引き継いでいるが、デザインの完成度は遥かに高くなっていて、率直に言えば2019年にハーレー・ダビッドソンのバイクはどうあるべきなのかという刷新されたビジョンを表しているように見える。同社としても助けが欲しい所だ。2008年の金融危機以降バイク業界全体が苦戦しており、特にハーレー・ダビッドソンは多額の損失を計上しリストラも行っている。更にドナルド・トランプ政権が進める貿易戦争の中で同社は名指しで標的にされている。

当初のLiveWireのプロトタイプは、停止状態から時速60マイル(約時速97km)まで4秒以内に到達し、「エコノミー」モードで55マイル(約89km)の走行が可能だとされていた。この両方の数字は製品版では更に跳ね上がっていることが期待される。特に航続距離に関しては現在ではZero Motorcyclesのような他の会社の電動バイクは優に100マイル(161km)を超えるとされている。ハーレー・ダビッドソンの最初の電動バイクがこうした数字に対抗できるかどうかは、このバイクの成功に大きく関わる可能性がある。ハーレーは長い間電気を利用する計画を抱いていて、その中には今は消滅したAlta Motorsへの投資も含まれている。そして今、更に加速して前に進もうとしている。

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