2018年4月28日土曜日

プチデモン氏を逮捕した警察官へのスペインによる表彰をドイツは辞退


シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州政府「警察官は彼らの仕事をしただけ」


Catalan News
28 April 2018

ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州政府は、罷免されたカタルーニャ首相カルレス・プチデモン氏を3月に逮捕した警察官に対するスペイン警察からの表彰の申し出を辞退した。現在スペインからはプチデモン氏の引き渡しを要請されている。

「我々政府はプチデモン氏の逮捕に関わった警察官の名前をスペイン当局に伝えるつもりはありません」とピーター・フーバー州政府報道官は語った。「警察官たちは欧州逮捕状制度に基づき、彼らの仕事を遂行しただけです。」

シュレースヴィヒ=ホルシュタインの裁判所は逮捕から10日後の4月5日にプチデモン氏の保釈を認めている。身柄引き渡しの要請についてはまだ審議中だが、公的資金の不正使用についてのみの判断になっている。同裁判所は反乱罪については暴力が認められないとして否定している。

プチデモン氏はスペインからカタルーニャ独立運動で主導的な役割を果たしたとして身柄を求められている。彼は10月に独立を宣言した後、スペイン政府から訴追されたがスペイン司法には公平な裁判が期待できないと主張している。プチデモン氏はフィンランドの国会議員の招待に応じた後、拠点にしていたベルギーに戻る途中にドイツを通過しようとしていた。

現在プチデモン氏は身柄の引き渡しについて最終決定が下されるまでドイツのベルリンに滞在している。

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