2018年4月23日月曜日

フロリダの警察が死亡した容疑者の指紋を使ってスマートフォンの認証を試みる


警察は合法な行為であると主張


Andrew Liptak
Apr 22, 2018

フロリダで警察の刑事2人が、先月警察によって死亡した容疑者の指を使ってスマートフォンの指紋認証を試みていたとタンパベイ・タイムズが伝えている。

タンパベイ・タイムズによると、ライナス・F・フィリップは3月末に警察官、マテュー・シュタイナーとプレンティス・エイブルスによって車の窓に色が付いていたことで路肩に停止させられ、その後に殺された。2人の警察官が車の中からマリファナの匂いを嗅ぎつけて逮捕しようとした時、フィリップは車を動かして逃げようとしたが警察官の1人が車に半分乗りかかった状態だった。警察官はフィリップに向かって発泡し、フィリップは衝突し死亡が確認された。

フィリップの死から間もなく、刑事たちは遺体が安置されていたフロリダ州クリアウォーターのシルヴァン・アビー葬儀場に出向いた。彼らはフィリップが関与していた別な薬物事件の捜査の一環で、彼の電話を認証しようと試みたが失敗に終わった。

フィリップの婚約者ヴィクトリア・アームストロングはタンパベイ・タイムズに「あまりにも無礼ですし、違法な行為だと感じています」と話したが、警察の広報官、ランドール・チャニー大尉は刑事たちのこの行為に捜査令状は必要ないと述べた。法律の専門家によって評価された報告書は「恐ろしい」行為ではあるが、捜査に対する憲法上の保護は死亡した人には適用されないとしている。

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