2018年4月22日日曜日

AppleのiPhoneリサイクルロボット「デイジー」





The Verge
Dani Deahl
Apr 19, 2018

アースデイ(4月22日)を前に、Appleはデイジー(Daisy)と名付けられた新しいロボットを登場させた。これはiPhoneを分解して価値のある素材を再利用するためのものだとTechCrunchが伝えている。

このロボットは2016年にAppleによって作られたリアム(Liam)と呼ばれるリサイクルロボットの後継機に当たる。実際デイジーはリアムのパーツを利用して作られていて、リサイクルされたロボットがiPhoneのリサイクルを担うことになる。デイジーは9種類のiPhoneが分解可能で、1時間に200個のiPhoneを解体することができる。また、パーツごとに分類し適宜不要な部品を取り除いてくれる。

デイジーの発表だけでなく、Appleは現在GiveBackキャンペーンを展開していて、消費者はリサイクルしたいデバイスを店舗に持ち込むかApple.comを通して引き渡すことができる。このキャンペーンは4月30日まで続けられる。Appleはデバイスを引き取る毎にコンサベーション・インターナショナルに寄付を行う。(一部対象のデバイスにはAppeストアの店舗で下取りか、オンラインではギフトカードが贈呈される)

最近、Appleは世界中で100%再生可能エネルギーによる稼働を達成したと発表している。これはグリーン債券の購入や再生可能エネルギーの供給機構と物理インフラへの投資を通した数字で達成したもので、現在全ての施設が100%クリーンエネルギーで稼働可能なわけではないが、AppleのCEOティム・クックは声明で「私たちは、新しく創造的で将来性のある再生可能なエネルギー源を確立するために、製品の材料、リサイクルの方法、施設稼働、サプライヤーとの関係などで、できることを推し進めていくつもりです。未来はこのことに依存していることを知っているわけですから」と述べている。

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