2018年10月8日月曜日

ルーマニアは反同性婚に憲法改定せず


選挙管理局のデータによるとこの国民投票の投票率は20.4%


Al Jazeera
Oct 7 2018

ルーマニアで、憲法上の結婚を男性と女性の間のものとして定義するための国民投票が2日間に渡って行われたが、最終的に憲法を改定するための30%の投票率に満たず改定は失敗に終わった。

選挙管理局が日曜日に発表したデータによると、この国民投票の投票率は20.4%にしかならなかった。

宗教的保守派の団体「家族のための連合」の要求によりこの国民投票は実現したが、同団体は日曜日の午後に間接的にこの選挙の敗北を認め、今回の投票を「一般にボイコット」させたとして政治政党を非難している。

ルーマニアのヴィオリカ・ダンチラ首相は「私は、私が信じる価値に投票します」と延べ、「意見を表明することが市民としての義務です」と付け加えていた。

現在のルーマニア憲法は結婚について性別に言及せず、2人の「配偶者」の間による結びつきであると定義している。保守派の活動家たちはこの条文を男性と女性の結びつき、と定義を変更することを求めている。

ルーマニアでは2001年に同性愛が犯罪ではなくなったが、同性婚を法的に認めていない欧州連合内のいくつかの国の1つである。今回の憲法の改定案は将来的な同性婚の合法化を妨げる可能性があった。

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