Jaguar removes safety feature from car because it distracts pedestrians https://t.co/QfXRzpeML5— The Independent (@Independent) October 19, 2018
「SFの宇宙船」のような音を聞くと人は車よりも空を見上げてしまうらしい
Independent
Caitlin Morrison
Oct 19 2018
ジャガーは歩行者を混乱させてしまうことが証明されたとして、新しい電気自動車 I-Pace から安全装置を取り除いた。
車両接近通報装置(Audible Vehicle Alert System : AVAS)は視覚に障害のある歩行者に対し、低速ではほぼ無音になる電気自動車が近づいていることを知らせるために設計されたものだ。
ジャガーは同社の電気自動車 I-Pace に「SFの宇宙船」のような音を発させることを計画していたが、テストの結果この音は歩行者に車の方ではなく空を見上げさせてしまうことが明らかになった。
この音は、フロントグリルの内側のスピーカーから発され、全方向から聞くことが出来る。オフにすることはできない。
ジャガーはこの AVAS を4年間かけて開発し、「製品テストの中心には本当の人間が関わっていることを保証」するために盲導犬の慈善団体とも協議を行っていた。
ジャガーの技術担当者イアン・サッフィールドは次のように述べていた:「電気自動車から伝統的なエンジン音がしないことは視覚に障害を持つ歩行者にとって問題になります。街中や駐車場のような場所で低速で走行している場合が特に当て嵌まります。私たちは道路を利用するすべての人の安全のために I-Pace 用に車両接近通報装置を開発しました」
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