2018年8月10日金曜日

Microsoft の海底データセンターにライブカメラ


27.6ペタバイトと魚 Microsoft Project Natick


The Verge
Tom Warren
Aug 9, 2018

27.6ペタバイトを保存するデータセンターの回りを泳ぐ魚が見たいと思っていた人に朗報。Microsoft は海底データセンターにウェブカメラを設置して、金属のコンテナがどの程度錆びているのかと、クラウドデータとAIに興味を持った魚をライブで見ることができるようにした。Microsoft は6月にスコットランド沖の海底にデーターセンターを沈め、冷却コストを節約することができるのかどうか、海洋生物に影響があるかどうかを見極めている。

Microsoft は長年に渡って海底データセンターをテストしていて、現在オークニー諸島付近に沈めているものは5年前後設置し続ける予定。ここには12のラックに864のサーバで27.5ペタバイト(27,600テラバイト)が沈められていて、これは映画「ファインディング・ニモ」が500万本分保存できる容量である。このデータセンターは巨大な海底ケーブルで電力供給されていて、インターネットにも接続されている。この調査結果に基づいて同社は将来的にはこれを更に強力なデーターセンターに拡張する計画を持っている。

ウェブカメラは魚を観察するためだけにあるのではなく、 Microsoft は実験の一部としてデーターセンター周辺の環境を観察している。このライブカメラに興味があるなら Microsoft の Project Natick のサイトをご覧ください。


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