2018年2月14日水曜日

結婚式の写真が共有されて同性愛者の教師が解雇される


Independent
Darin Graham
12/2/2018

慕われていた同性愛者の教師が恋人と結婚したことで教えていたカソリック系の学校から解雇されたと伝えられている。彼女の結婚式の写真がFacebookに掲載されてから数日後の木曜日に彼女は解雇されたという。

32歳のジョセリン・モルフィさんは結婚式からセントピーターズバーグとマイアミのポール・カソリック・スクールでの仕事のために戻ったところだった。モルフィさんは7年間この学校で教えてきたとインスタグラムでのコメントに記されている。

「この週末私は人生を共にする恋人と結婚しました、そして結果として不幸なことに私は職を失いました。結婚相手の選択で私はカソリック関係者としては相応しくないと彼らの目には写ったようです」

モルフィさんの17年間の友人であるカテリーナ・レイエス=グティエレスさんは本紙indy100の取材に対し、2月3日に執り行われたこの結婚式には150人以上の家族、友人、同僚の教師たちが参加していたと言う。

モルフィさんはこの大事な日の後、数日休暇をとって2月7日に仕事に戻った。その日の午後3時、彼女は事務所に呼ばれ学校の人事担当者と規律担当者、そしてマイアミ大司教区の司祭と面会した。

レイエス=グティエレスさんによると、モルフィさんは辞任を迫られたが拒否し、翌日休みをとるように言われた。金曜日になって彼女は学校に戻ろうとしたが、学校は彼女に家に居るように伝え、そのまま彼女は解雇された。レイエス=グティエレスさんは次のように言う

「彼女は生徒たちにお別れを言うことも許さませんでした。彼女はバスケットボールのコーチでしたが何もできなかったことを悲しんでいます。彼女はこの学校で7年間教えていましたし、ティーチ・ホープと名付けたチャリティ活動を子供たちと一緒に始めていました。マイアミのホームレスの人たちにサンドイッチを作って配るというものです」

2月8日indy100は学校の規律担当者カーロッタ・モラーレス氏から生徒の保護者に宛てた手紙を入手した。モラーレス氏は保護者たちに免職について説明し、「難しいが必要な」決断だったとしている。しかしモルフィさんをよく知る生徒の親たちが今回の解雇に抗議するために学校の前に集まったのは理解できることだ。

息子がモルフィさんの生徒だったクリスティナ・ロペスさんは地元のTV局Local 10に対しこの解雇劇に「動揺している」と答えている。更にロペスさんは

「彼らが取った措置は全く信じられないものです」

ロペスさんと他の親たちはモルフィさんを「素晴らしい先生」だと賞賛し、彼女の性的指向が彼らの意見を変えることはないと言う。別な生徒の親であるリカルド・オビエドさんは

「彼女が家ですることは私たちには関係のないことです。事実として、彼女は高い道徳意識を保っていて私たちの子供たちに共同意識と愛について教えてくれていたのです」

カソリック教会は同性婚に反対の立場をとっており、マイアミ教区の広報担当者は地元紙マイアミ・ヘラルドに対してモルフィさんの解雇は不道徳についての取り決めも含んだ契約に違反したことによるものだと話している。教区の広報担当者、マリー・ロス・アゴスタ氏は次のように言う

「どのような企業、施設、組織においてもそこには守られている方針、手法、教義、伝統があることを理解しなければなりません。もしその契約の範囲内でそこに留まることができなくなったなら離れる他に選択肢はないのです」

マイアミの弁護士でモルフィさんの代理人を務めるエリカ・カニャス氏は法的手段に訴えることを考えているとindy100に話した。

「ジョセリンは彼女の家族、友人、そして生徒の親御さんたちからの愛と支持を慎ましく受けています。彼女は解雇された手法が彼女だけではなく生徒たちにとっても不公平であると感じています。今私たちは学校に対し法的手段に訴えることを考えています」

現時点でフロリダ州では性的指向に基づく差別を禁止する法的枠組みは存在していない。

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