2018年2月10日土曜日

人間の脳はこの錯視に適応できない


注意:この記事はあなたの頭を傷つける可能性があります


Independent
Mimi Launder
7/2/2018

本当にどうかしてしまいそうな錯視がインターネット上を巡り続けています。道路が写っている同じ写真が全く違うものに見えてしまうのです。

This is the same photo, side by side. They are not taken at different angles. Both sides are the same, pixel for pixel.
並べた2つの写真は同じものです。違う角度から撮ったものではありません。2つは1ピクセルまで全く同じものです。

この2つの写真が同じものとは信じがたいですが、証明するGIFがあります。



まだ信じられませんか?GIFを作った人が騙している?もう何も信じられない?

それではこのトリックがあなたの脳が作り出したものであることを更に証明するために、下のImgurの写真は3枚あるのでフリックして見て下さい。

PROOF


もっと混乱したい人のために錯視を倍にしたものも載せておきます。

Let's go deeper...
だんだん深くなる…


おっと、あるReeditのユーザーが この写真について、私たちの脳が2枚の写真を一緒にして1枚の写真として見ようとしているのだと理論づけています。


こう見えるのは2枚の写真の底の部分で2本の道路が1つになっているからです。脳は1つの写真の中に分かれ道があるのだと認識しようとするので左の写真の道路の角度が右のものとは異なって見えるに違いありません。

これはこの現象の説明として正しそうな感じです。


この写真はフランスの錯視アーティスト、ダニエル・ピコン氏によって2010年に作られたものだと考えられています。

この写真には2007年に全く同じピサの斜塔の写真を2枚並べて論文として発表された斜塔錯視と呼ばれるものが使われているのです。

この論文の著者は、私たちは視点を考慮に入れようとするので脳の働きによって2枚の写真が違うものに見えてしまうのだと記しています。

”私たちの視点についての認識がこれを補って2つの塔の傾きを感知させている。

したがって、物理的に全く同じ一組の画像が並ぶと、その中で遠ざかっていく物体は2次元に投影された画像としては平行であるが、視点を考慮にいれた3次元的には平行になり得ないので、その代わりに遠くにいくにつれて広がって見えるに違いない。”

十分心を歪まされました…

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