2019年7月13日土曜日

気候危機について家族や友人にどう切り出せばよいだろうか


友人や家族と気候変動について話し合おうとすると対立を感じることがある。そうならない方法はあるだろうか。


lifehacker
Beth Skwarecki
7/12/19

気候変動は現実に起こっていることだし、みんなそのことには気づいている。だが、この話は政治にも結びついているので後味の悪い議論に発展することがあり、話題にするのが憚られる時もある。それでも、このことについて友達や家族と話し合うことは、この問題を解決するための第一歩であることに議論の余地はない。

誰でも「気候伝道者」になることはできる。先日のニューヨーク・タイムズの記事で指摘されているように、人間は身近な人の話には耳を傾けるし信頼もする。生活の中で気候危機を心配して気遣っている人になっていれば、それぞれが気候危機とどう関係しているのか、周りの人の意識を変えることができる。

議論するのではなく、ただ話題にすれば良い。「気候について科学者たちは嘘をついている」という陰謀論に打ち勝つ必要はない。それでも、私たちが生きている間の気温の変化や、ダニの個体数について話題にするのは難しくないだろうし、NASCARが大好きな叔父さんがいるなら、ペンシルベニアのポコノ・レースウェイはほぼ10年も前から完全に太陽光発電で可動していて、その上近隣の街にも貢献していることを話題にできるだろう。そして、残念なことだが、各地の洪水や山火事やハリケーンが突然頻発するようになったことは誰とでも話し合える話題だ。

基本的に自分たちがしなければならないのは私たちの生活に関わる気候の役割を無視しないことだ。気候危機に関する報道機関であるイェール・クライメイト・コネクションズもこのことについていくつか提案をしているが、最も重要な点は既にみんな知っていることのはずだ。

人の話を聞くこと。事実だと思うものをただ突き付けたり、他人の立場を勝手に想定して批判したりしないこと。相手に自由に話をしてもらって何を考えているのかを知り、質問や疑問が出た時には答える。友達や家族とただ話をしているのだということを忘れないように。

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