2011年1月18日火曜日

Mac App Store : SoundCloud

Mac App StoreにあったSoundCloudというアプリケーションがなんとなく目に止まったので、ダウンロードしてみました。

恥ずかしながらダウロードしてから知ったのですがSoundCloudという楽曲共有サイトのクライアントです。SoundCloudそのものについては2008年10月のTechCrunch記事、及び、2010年10月のライフハッカーの記事等に紹介がありました。「音楽を創る人が利用するサイト」というところからスタートして、現在では「楽曲共有サイト」として幅広く利用されているようです。相変わらず中途半端ではありますが、ちょっと使ってみたのでご報告します。




Mac App StoreからダウンロードしたSoundCloudを起動すると以上のLogIn画面が出ます。ここで適当に入れても進むことはできずSoundCloudのサイトでの登録が必要となるようです。ここまで来たら取り敢えず登録するしか無いということでSoundCloudのサイトで登録してみます。ここから先当分はMac用アプリケーションではなく、ブラウザを使っての話になります。

www.SoundCloud.com




Sign Upボタンを押して、メールアドレス、氏名、住んでいる都市名などそれほど多くはない項目を入力して、こうした登録によくあるように送られてきたメール内のリンクをクリックすれば登録完了となります。ログインすると、登録してまずやるべき事が書かれています。

Log In



1.恥ずかしがらずに音楽をアップロードしましょう。2.他の人の音楽を聞いたりしてみましょう。3.説明のビデオ(当然英語)も見ることができます。SoundCloudに参加していることをTwitterでフォロワーに伝えましょう。


とりあえず、アップロードする音楽は持っていないので、一番下のExploreからTracksをクリックして何か楽しい聞けるものを探してみます。


HotというタブとLatestというタブがあって、いくつか紹介されています。


一つ一つの楽曲のプレイヤーはこんな感じ。この音楽の下の青い部分にアイコンが並んでいますが、これはこの音楽を聞いたユーザーがつけたコメントです。楽曲の気に入ったタイミングにコメントを付けることが出来ます。曲名のリンクをクリックすればYoutubeのように曲自体にコメントをつけることもできます。この曲が気に入ったら"Save to Favorites"でお気に入りに登録ができます。


この曲の作成者の名前のリンクをクリックして移動すると、この人がアップロードした曲が一覧になります。作成者が気に入った場合はその人を「Follow」することもできます。Youtubeで言うところの「Subscribe」と同じような感じでしょうか。

Upload



何かをアップロードしたい場合は上部にある"Upload & Share"を使います。Select files or RECということで、音声ファイル(AIFF, WAVE, FLAC, OGG, MP2, PM3, AAC)を選択してアップロードするか、RECを押してFLASHの機能を使って今この場でパソコンから録音するかを選ぶことが出来ます。この場で録音するというのが選択できる、という敷居の低さが素晴らしいと思います。



App



ここでMacのAppに戻ります。最初に出たLogin画面にWEBで登録したメールアドレスとパスワードを入力すればちょっとiTunesのような一覧画面に進むことができます。

最初にこの画面を表示させると、画面上部でホイールが回り続け、操作を受け付けなくなってしまいます。これはフォローしている人がいないとこうなってしまうようです。ブラウザからSoundCloudのページに行って誰かをフォローするか、又は、起動したその瞬間に左の一覧からPLAYLISTSの所をクリックすると操作を受け付けてくれるようになります。

後は右上のSearchに文字列を入れて検索して音楽を探します。日本語を入れてマッチする場合も無い事もないようなのですが、元々日本語の楽曲が少ないこともあり、今のところは英語で探した方が良さそうです。

見つけた楽曲はファイルとしてダウンロードしたり、お気に入りに入れたり、左の一覧にプレイリストを作って纏めたりできます。

録音


このアプリケーションにも左上にShare your Soundという項目があり、その場でMacのマイクから録音してアップロードできるようになっています。音声ファイルを選択してアップロードという機能は何故か見当たりませんでした。

このMac版のSoundCloud Appはまだちょっと不安定で日本語入力中や、楽曲を操作中に止ってしまい強制終了を余儀なくされることが時々あります。



iPhone版


ここまでやってみたので、iPhone版SoundCloudもとりあえず試してみることにしました。自分の楽曲やお気に入りやプレイリストを管理して音楽を聞くことが可能です。バックグラウンドで音楽を聞くことも可能なようです。


当然ながらiPhone版にも録音機能があり、その場SoundCloudにアップロードができます。出先やちょと気になる音などをその場で録音して共有できる、というのは面白いと思いました。

で、ビールを開ける音を録音しました(笑)。



感想


音楽を創る人のためのサイトとして始まったというSoundCloud。まだ、日本語に対応していないせいか僕の使用感としては検索機能が弱く感じられました。また、創作物をキーワードから検索するというのは中々難しいものだと感じました。気に入った楽曲が見つかれば作曲者に対して柔軟にコメントをつけることが出来る、また、気に入った作曲者、楽曲は自分のアカウントで管理可能、ファイルとしてローカルにダウンロードすることも可能で、音楽を楽しむ環境として優秀だと思います。

私のような特に音楽家ではない人間から利用してみるとSoundCloudは「Youtubeの音声のみ版」というのが基本的な感想なのですが、サービスとしては特にiPhoneアプリを使ってみて可能性を感じました。世の中の音をその場で記録して共有できるというのは中々面白いと思います。例えば”音鉄”の人にはかなり重宝されるサービスになり得るのではないでしょうか。ブラウザを使ってPCから録音したものをアップロードできたり、iPhoneで録った音声をそのままアップロードできたり、よりカジュアルな使い方を運営側も指向している印象があります。

普通に有名な音楽家の名前を入れるとCD音源の楽曲が出てきてしまう等、著作権について正直微妙な部分もあるサービスだとは思いますが、もっと世間に知られることになれば思いがけない使い方ができるのではないか。早く日本語に対応して欲しいサービスだと思います。

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