TwitterはWebで見ると呟いたTwitterクライアントが何であるかが表示される、ような気がしてたのだが今見たら表示されていない・・・。少なくともEchofonで見ると表示される。
これを見ると呟いた人がどういうOSやデバイスでどのクライアントを使っているかが大凡わかる。itsyは開発元もシンプルさを売りにしてるTwitterクライアント。もちろんブラウザのように標準で付いているものではないので、自分で探さないと出てこないものであって、かつ、シンプルである、ということから、なんとなく使っている人の趣向がわかるような気もしないでもない。
「itsy」という単語を辞書を引いても意味が出てこない。itsy-bitsyではちっちゃいとか、ちっぽけとか言う意味だった。確かItsy-Bitsy Spiderとかいう数え歌のようなものがあったはず。余談だけどItsy-Bitsy Spiderという名前の車のラジコン(1/18)をどこかのサイトで売ってたのを見たことがある。
全体雑感
これをそのまま載せるのはどうなんだろうと思ったのでややボカシ。
とりあえず、フォントもアイコンも小さい。僕は13"MacBookProで見てるけど、27"iMacとかで見たら見えないんじゃなかろうか、とか余計な心配をしてしまうくらい小さい(なんか間違ってるか?)。設定で文字やアイコンの大きさを変えることは出来ないのだが、"Preferences..."から"Themes"を追加して設定することで大きくすることができる。
標準では入っていないが、「+」ボタンを押すと公式のテーマページに飛ぶので、そこからBig DarkやBig Classicといったテーマをダウンロードしてインストールすれば字を大きくすることができる。インストールはZIPファイルを解凍して、出来たファイルをダブルクリックするだけ。
因みに、テーマを作る方法というのも公式ページに書いてあって(英語だけど)とりあえずCSS(カスケーディング・スタイル・シート)を理解していれば作れるとか書いてある。Itsyをどうしてももっと大きな字で、見たい人は自分で作ることができる。
試しにItsy Lightというテーマの中身を弄って字を大きくしたらこうなった・・・。もう少し研究が必要か。
なるべく当たり障りなさそうなツイートを選んだつもり。
ツイート
ボカシで見えにくいけどこんな感じで写真がインライン表示される。
ツイートは右上のフキダシボタンを押すとタイムラインが下にスライドしてテキストボックスができる。sendボタンの横にあるのはURL短縮ボタン。sendボタンを押さなくても「⌘return」で呟きを送信可能。
リツイート、リプライ、ダイレクトメッセージ
どうやら、リプライ機能というのはないらしいので、@{ユーザーID}と打ち込んでリプライするしかないらしい。公式RTには対応しているが、コメント付きリツイートや引用して返信したい場合は各自で調整する。因みにダイレクトメッセージは「d {ユーザーID}」(dの後ろに半角スペース)をTweetの先頭につけると送信できる。これはツイッターのルールで、たぶんどのクライアントでも同じ。
環境設定
環境設定もシンプル"Generals"と"Theme"しかない。通知機能はGrowlにも対応。タイムライン上の表示をTwitterIDか、名前かを選択可能。"Display inline images"で貼り付けられたURL先の画像をそのまま表示してくれる。マルチアカウントには非対応。
総評
Itsyは極々シンプルなTwitterクライアント。タイムライン上のTwitterID若しくは名前の部分はリンクになっていてクリックするとWEBブラウザが起動してその人のページに飛ぶようになっている。複雑なことはしないで、タイムラインを簡単に追っていたい、という人向き。因みに、ドック内のアイコンが、未読があると表情が変わる。
未読なし
未読あり
Reply系に弱いこと、ユーザー情報を表示する機能がないことが弱点ではあるけれど、これで必要十分という人はいるはず。画像のインライン表示等、操作しないでも情報が入ってくる。ただ、リアルタイム性ということでは、EchofonやTwitter for Macに負けている感じでこの二つと同時に起動しているとItsyだけタイムラインが進まない時がある。
見た目を簡単にカスタマイズできるのも良いところだけれど、そこまで使い込む人がこれを選択するかどうかは微妙なところですか。
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