2011年4月15日金曜日

ライフラインが止まったら:ラジオを用意する

3/11の地震の瞬間に電気、ガスが止まり、水道はしばし出ていたものの、間もなく停止。インターネットも停止。携帯電話網も停止し、情報収集がほぼできなくなった。
自動車や携帯でテレビを見ている人もいたが、災害と言えば電池式のラジオが必要だ。

3/11に地震で揺れた後、近所はひと通り見てきたが特に火の手が上がる様子は無く、また塀が崩れたりはしていたが、建物の倒壊の様子もとりあえずなかったので、案外落ち着いていると考えていた。しかし、実際は歩いていける距離に津波が来ていた

携帯での連絡も停止していたため、幸か不幸か津波の被害をほぼ知らずに一晩過ごすことになった。翌日にラジオを買いに出かけ、行列に並んだのだが、その時もまだ津波の被害甚大さ、東京電力の原発が深刻な状況になっていることをそれほどは認識していなかった。

ラジオを買って聞くようになり、ようやく状況がわかってきた。と言っても津波の被害が甚大過ぎてよくわからない、ということがわかっただけだったのだが。その後、携帯電話網が通じた後でも、インターネットを利用して自分から能動的に情報収集する、というのはかなり余裕がないとできないということを実感、ラジオを聞く方が効率よく状況を把握できた。

なにせ、地震の翌日に慌てて買いに行ったので、災害用のラジオのようなものは手に入らず、懐かしの「ラジカセ」のようなものを買ってきた。電池は単二4本仕様で用意できる範囲だった。又、「CDラジカセ」のようなものを持っている人がいて、使えないかと言われたが、電池が単一6本仕様でそもそも電池の数が足りず、使うことが出来なかった。因みに電池は大きい順に売り切れた印象だった。(4/20:訂正追記:思い出したが、電池は、単一と単三が早く売り切れ、単二と単四が残っていた。)

給水所で後ろに並んだ人が「過去に友人から貰った手回し充電式のラジオが凄く役に立っている。貰ったときは馬鹿にしてたんだけどなあ。くれた方も半分冗談だったと思うんだけど。」という話をしていた。ラジオのみでも電池切れの恐怖は一応あり、それを心配しなくても良いというのは素晴らしいと思う。

手回し式に関してはAmazonのレビューを見ていると、壊れやすいという話が書いてあった。個人的にも今回、手回しというか手握り充電式のLED懐中電灯が我が家にあったのだが、停電が治る前に壊れたということがあった。手動充電式は信頼性を気にして用意した方がいいのかもしれない。

その他の注意としては、イヤホンのみではなく、スピーカーがあるものが良い。

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