2019年1月8日火曜日

ハーレー初の電動バイクは8月に3万ドルで登場


ハーレー・ダビッドソン初の電動バイク「LiveWire」はパワフルで様々なテクノロジーも搭載されている。航続距離は少し気になる部分かもしれない。


Engadget
Jon Fingas
Jan 8 2019

開発計画の発表から数年間を経て、ハーレー・ダビッドソンはついに同社初の電動バイク「LiveWire」を販売する準備ができたようだ。そして当たり前だがそれなりの価格だ。この環境に優しい二輪車は8月のデビューに向けて29,799ドルで予約が可能になっている。手に入れるには多額の資金が必要になるが、ハーレーはこのバイクのパフォーマンスと様々な機器への接続性で十分にその価値はあるとしている。

ライダーの脚の間に収まる形になるモーターはLiveWireを時速60マイル(96km)まで3.5秒で加速させ(「最先端」の名に恥じない数字だ)、LTEを使ったH-D Connectサービスは自分のバイクの状況を遠隔地から確認でき、メンテナンスの必要情報を提示し、誰かがいたずらしようとしているのを発見することができる。もしこのバイクを誰かが盗んだ場合もGPSを使って所在を追跡することが出来る。

LiveWireの価格が予算の範囲内だったとしても少し気になるのは走行距離についてだ。ハーレーはLiveWireの走行距離を1回の充電につき都市部で110マイル(177km)と見積もっている。この距離は殆どの通勤通学には問題ない距離だろうが、電動バイクの老舗メーカーであるZero Motorcyclesの標準的なモデルの走行距離は街中で163マイル(262km)となっている。LiveWireを買うなら、まずはそのパワー、テクノロジー、そして落ち着いた外観を優先した判断になりそうだ。



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